若者が選んだ
安倍晋三のことば

feel him from the words

平和は決して人から与えられるものではありません。我々の手で勝ち取るものであります。自らの手で自らを守る気概なき国を、誰も守ってくれるはずがない。

2018/03/18

平成29年度 防衛大学校卒業式 より

2020/06/18

記者会見 より

選んだ理由

当時はロシアによるウクライナ侵攻前で、日本を自分たちで守るのだとの意識は今ほど浸透していなかったと思う。その中であっても、日本を守るのは自分たちの努力にほかならないと訓示で示したことは、先見の明があったと思います。

20代 男性

この言葉はウクライナの戦争で現実のものになったと思います。2日で落ちると言われたキーウの防衛に成功し、1ヶ月ほど持ちこたえてようやく各国からの支援が届き始め、今日にいたる長き戦争へと至った。なおも、国体は維持されている。日本も万一有事に巻き込まれた時、在日米軍がいるから自分たちは戦わなくて良いという考えがいかに甘いことか。現実を見た時に、たとえ批判をされても、その日に備えた国防の備えを守り続けることが国のリーダーの姿だと思いました。

30代 男性

人から与えてもらうことを望んでしまうことに慣れてしまってはいけないと思いました。国民一人一人に平和に対して自覚をもつ必要性を訴えたメッセージ性を感じましたのでこの言葉を選びました。

20代 女性

解説・補足

訓示では「日本を取り巻く安全保障環境は、当時我々が想定したよりも格段に速いスピードで厳しさを増しています」との認識を示し、自衛隊を「平和を求める日本の揺るぎない意志と能力を明確に示すもの」と表現しました。翌週の海上保安大学校卒業式では2017年11月の北海道沖、松前小島での北朝鮮船の窃盗事件、2016年8月の尖閣諸島周辺海域での中国漁船、中国公船の領海侵入における緊迫した対応が取り上げられています。