若者が選んだ
安倍晋三のことば

feel him from the words

あの戦争には何ら関わりのない、子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。

2015/08/14

内閣総理大臣談話(終戦70年) より

選んだ理由

戦後レジームからの脱却を掲げ、様々な成果を残された安倍先生を象徴する一文だったから。先生の後をぼくたち若い世代が継いでいかなければならない。

20代 男性

解説・補足

終戦70年に際する内閣総理大臣談話からはドイツ終戦40年 ヴァイツゼッカー大統領の「荒れ野の40年」演説が想起されます。「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」という表現には、「かつて起こったことへの責任は若い人たちにはありません。しかし、歴史のなかでそうした出来事から生じてきたことに対しては責任があります」と共通の歴史への処し方が窺えるように感じました。8月は私たち日本人にしばしば立ち止まることを求めます。