後世に遺したい
10の演説

10 speeches

第165回国会 所信表明演説

2006年9月29日

"今後のあるべき日本の方向を勇気を持って国民に指し示すことこそ、一国のトップリーダーの果たすべき使命であると考えます。私が目指すこの国の形は、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自律の精神を大事にする、世界に開かれた「美しい国、日本」であります。"

開かれた、海の恵み―日本外交の新たな5原則―

2013年1月18日

"日本の国益とは、万古不易・未来永劫、アジアの海を徹底してオープンなものとし、自由で、平和なものとするところにあります。法の支配が貫徹する、世界・人類の公共財として、保ち続けるところにあります。"

日本は戻ってきました ワシントンDC CSISスピーチ

2013年2月22日

"日本は今も、これからも、二級国家にはなりません。それが、ここでわたしがいちばん言いたかったことであります。繰り返して申します。わたくしは、カムバックをいたしました。日本も、そうでなくてはなりません。"

第183回国会 施政方針演説

2013年2月28日

"強い日本、それをつくるのは、ほかの誰でもありません。私たち自身です。一身独立して一国独立する。私たち自身が、誰かに寄りかかる心を捨て、それぞれの持ち場で、みずから運命を切り開こうという意思を持たない限り、私たちの未来は開けません。"

第13回アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)基調講演

2014年5月30日

"アベノミクスと、ひとはこれを呼び、経済政策として分類します。私にとってそれは、経済政策をはるかに超えたミッションです。未来を担う、新しい日本人を育てる事業にほかなりません。"

米国連邦議会上下両院合同会議 演説「希望の同盟へ」

2015年4月29日

"米国国民を代表する皆様。私たちの同盟を、「希望の同盟」と呼びましょう。アメリカと日本、力を合わせ、世界をもっとはるかに良い場所にしていこうではありませんか。"

終戦70年に関する 内閣総理大臣談話

2015年8月14日

"終戦七十年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、二十世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。"

防衛大学校卒業式 総理訓示

2017年3月19日

"自らの手で自らを守る気概なき国を誰も守ってくれるはずがない。安全保障政策の根幹となるのは、我が国自らの努力であります。"

退任表明の記者会見

2020年8月28日

"この7年8か月、様々な課題にチャレンジしてまいりました。残された課題も残念ながら多々ありますが、同時に、様々な課題に挑戦する中で、達成できたこと、実現できたこともあります。全ては国政選挙の度に力強い信任を与えてくださった、背中を押していただいた国民の皆様のおかげであります。"